壁にうっかり大きな穴を開けてしまった…そんな経験はありませんか?
賃貸でも持ち家でも、壁の穴は見た目だけでなく、放置すると湿気や劣化の原因にもなります。
でも大丈夫です。実は、ダイソーなどの100均アイテムを使えば、数百円で意外ときれいに補修できるんです。
この記事では、「壁の大きな穴補修 100均」をテーマに、初心者でも失敗しない補修の手順・必要な道具・仕上げのコツを、写真付きでわかりやすく解説します。
作業時間の目安や、ホームセンター製品との違いも紹介していますので、あなたの壁の状態に合った最適な方法が見つかります。
「プロに頼む前に、自分でできるところまでやってみたい」という方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
100均アイテムで壁の大きな穴は直せる?まず知っておきたい基本
この記事では、「壁の大きな穴を100均アイテムで補修したい」と考えている方に向けて、基本の考え方や必要な道具、補修の流れをわかりやすく解説します。
結論から言うと、100均グッズでも意外としっかりと補修できますが、穴の大きさや素材によっては少し工夫が必要です。
まずは、どんな壁の穴なら100均アイテムで対応できるのかを理解しておきましょう。
壁に穴ができる主な原因と放置のリスク
壁に穴ができる原因はさまざまです。
代表的なものは、ドアノブの衝突、家具の角のぶつけ、釘やフックの抜け跡、そして子どものいたずらなどです。
これらの穴をそのまま放置すると、湿気やカビ、さらには内部の石膏ボードの劣化を招くおそれがあります。
特に賃貸物件の場合は、退去時に修繕費を請求されるリスクがあるため、早めの補修が重要です。
| 穴の原因 | 放置した場合のリスク |
|---|---|
| ドアノブや家具の衝突 | 穴の拡大・壁材の崩れ |
| 釘・フックの跡 | 壁紙の剥がれ・シミ |
| 経年劣化 | カビ・色ムラの発生 |
100均アイテムを使った補修のメリット・デメリット
ダイソーやセリアなどの100均ショップでは、ウッドパテや補修シール、やすり、木工ボンドといったDIY補修に使えるアイテムが手に入ります。
これらを使えば、ホームセンターに行かずに手軽に作業ができる点が最大のメリットです。
ただし、耐久性や強度はプロ用の補修材より劣るため、穴の大きさや使う場所によっては向かない場合もあります。
特に直径5cmを超えるような大きな穴では、補修シートなどで下地を作ることが成功の鍵です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| コストが安く、材料が揃いやすい | 強度・仕上がりはやや劣る |
| 初心者でも扱いやすい | 乾燥に時間がかかる場合がある |
| 手軽に試せる | 大穴の補修には工夫が必要 |
大きな穴を補修するときに必要な道具一覧
100均でそろう補修アイテムは意外と多くあります。
ここでは、基本的なセットを紹介します。
| 道具 | 用途 |
|---|---|
| 網戸補修シール | 穴の下地づくり・裏当て用 |
| ウッドパテ(白) | 穴の埋め・段差補正 |
| 木工ボンド | 壁紙を固定・接着 |
| やすり(#240前後) | 乾燥後の表面仕上げ |
| カッター・雑巾 | 切り込みや表面清掃 |
これらを揃えるだけで、簡易的な壁穴補修が可能になります。
実践!壁の大きな穴補修を100均アイテムで行う手順
ここからは、実際に100均のアイテムを使って壁の大きな穴を補修する方法を解説します。
作業は「下準備」「シール補修」「パテ仕上げ」の3ステップで進めるとスムーズです。
補修前にやっておくべき下準備
まずは、穴の周囲を雑巾で軽く拭き、ホコリや汚れを取り除きます。
このとき、砂壁や古い壁紙は強くこすらず、優しくなでるように拭くのがポイントです。
続いて、カッターで穴の中央から放射状に切り込みを入れ、めくれた部分を軽く外側に広げます。
この工程は一見傷を広げているように見えますが、後の仕上がりをきれいにするために大切です。
| 準備するもの | 目的 |
|---|---|
| 雑巾 | 表面の汚れを除去 |
| カッター | 切り込みを入れて整形 |
| 刷毛(または指) | パテをなじませる |
ダイソーの網戸補修シールを使った穴ふさぎの方法
切り込みを入れた穴の裏側に、ダイソーの「網戸補修シール」を貼ります。
このシールはメッシュ状なので、パテの密着が良く、乾燥後も安定しやすいのが特徴です。
シールを穴のサイズに合わせてカットし、しっかりと押さえながら貼り付けましょう。
このひと手間で、パテが中に落ちるのを防ぎ、きれいな下地が作れます。
| 使用アイテム | 用途 |
|---|---|
| 網戸補修シール | 下地づくり(穴の裏当て) |
| はさみ | シールのカット |
| ヘラ | 気泡を抜いて密着させる |
ウッドパテと木工ボンドで滑らかに仕上げるコツ
シールを貼り終えたら、上からウッドパテを塗り込みます。
指やヘラで軽く押さえながら、穴の周囲にしっかりと馴染ませましょう。
乾燥時間は少なくとも一晩(約12〜24時間)が目安です。
乾燥後、壁紙のめくれ部分を木工ボンドで戻し、さらにパテを薄く重ねて段差をなくします。
焦って触るとパテが割れてしまうので、しっかり乾かすことが大切です。
| 使用アイテム | 乾燥時間の目安 |
|---|---|
| ウッドパテ(白) | 約12〜24時間 |
| 木工ボンド | 約12時間 |
| サンドペーパー(#240) | 乾燥後の仕上げ用 |
このステップまで終えれば、あとは仕上げの磨きと塗装で新品のような見た目に戻せます。
補修後の仕上げと注意点
ここからは、パテ埋め作業の後に行う「仕上げ」の工程について解説します。
見た目を自然に整えるためには、乾燥・研磨・塗装の3つを丁寧に行うことが大切です。
少しの差が最終的な完成度に大きく影響するため、焦らず一つずつ確認していきましょう。
乾燥・サンドペーパー仕上げで段差をなくす方法
ウッドパテを塗ったあとは、完全に乾燥してから研磨作業に入ります。
乾燥が不十分な状態でやすりをかけると、表面がボロボロになってしまうため注意が必要です。
中目のサンドペーパー(#240)を使い、円を描くように優しく削ります。
段差が指で触ってわからない程度になれば、次の工程に進むサインです。
| 使用アイテム | 目的 |
|---|---|
| サンドペーパー(#240) | パテの表面を平らに整える |
| 柔らかい布 | 削りカスの除去 |
| 掃除機 | 細かい粉の吸い取り |
塗装や壁紙貼り替えで見た目を整えるポイント
壁の表面が整ったら、最後の仕上げとして塗装または壁紙の貼り替えを行います。
塗装の場合は、補修部分と他の部分の色の差を最小限に抑えるため、壁全体を薄く塗り直すのが理想です。
壁紙を貼り替える場合は、境目を少し重ねるように貼ると、自然に見えやすくなります。
部分補修の場合でも、補修箇所だけが浮いて見えないように「トーン合わせ」が大切です。
| 仕上げ方法 | ポイント |
|---|---|
| 塗装 | 全体を薄く塗ることでムラを防ぐ |
| 壁紙貼り替え | 境目を重ねて自然に見せる |
| トップコート | 艶を整え、汚れを防止 |
よくある失敗例と防ぐためのチェックリスト
初心者がやりがちな失敗は、「乾燥不足」と「パテの塗りすぎ」です。
また、サンドペーパーで削りすぎて壁紙まで破ってしまうケースも多く見られます。
以下のチェックリストを参考に、仕上げ前に一度見直してみましょう。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 乾燥時間 | 12時間以上経過しているか |
| 表面の段差 | 指で触って違和感がないか |
| 色の差 | 周囲の壁とトーンが近いか |
焦らず丁寧に仕上げれば、補修跡はほとんど目立たなくなります。
100均とホームセンター補修材の比較
ここでは、100均アイテムとホームセンターで購入できる補修材を比較し、それぞれの特徴を整理します。
同じ「パテ」や「補修シート」でも、実際には用途や仕上がりが異なります。
目的に合わせて選ぶことが、失敗しないためのコツです。
コスパ・仕上がり・耐久性を比較
まずは、コスパと仕上がりのバランスを見てみましょう。
100均アイテムはコスパ最強ですが、長期的な耐久性ではプロ用には及びません。
頻繁に手が触れる場所や湿気の多い場所では、ホームセンター製品を選ぶのが無難です。
| 比較項目 | 100均アイテム | ホームセンター製品 |
|---|---|---|
| 価格 | 約110円〜 | 500円〜2000円程度 |
| 仕上がり | 見た目はきれいだが厚塗りに注意 | プロ品質でムラが少ない |
| 耐久性 | 半年〜1年ほど | 数年以上の耐久が期待できる |
ケース別おすすめ素材(壁紙/石膏ボード/木壁)
壁の素材によって、適した補修材は異なります。
以下の表で、自宅の壁に合う素材を確認しておきましょう。
| 壁の種類 | おすすめ補修材 | ポイント |
|---|---|---|
| 壁紙(クロス) | ウッドパテ+補修シート | 小〜中サイズの穴向け |
| 石膏ボード | パテ+補修プレート | 強度を保ちながら穴を埋める |
| 木壁 | 木工パテ+塗装仕上げ | 木目を活かした自然な見た目に |
100均では難しいケースとその対処法
壁の中に空洞がある場合や、10cmを超える大きな穴は100均アイテムでは対応が難しいことがあります。
その場合は、補修プレートや下地ボードを使って強度を確保しましょう。
また、耐水性が必要な浴室やキッチンまわりでは、防水仕様のパテを使うのが安心です。
無理に100均で済ませず、ケースに応じて使い分けることが理想です。
| 難しいケース | おすすめの対処法 |
|---|---|
| 10cm以上の穴 | 補修ボード+強力パテを使用 |
| 湿気の多い場所 | 防水タイプの補修材を選択 |
| 石膏ボードが崩れている | 補修プレートで補強 |
まとめ:100均でも十分!焦らず丁寧に補修すればきれいに仕上がる
ここまで、壁の大きな穴を100均アイテムで補修する手順やコツを紹介してきました。
実際にやってみると、思っている以上に手軽で、しかも見た目も十分きれいに仕上がります。
ポイントは「焦らず」「しっかり乾かす」「段差をなくす」この3つを意識することです。
100均アイテムでできる範囲を理解して使いこなそう
100均の補修グッズは、軽度から中程度の壁穴なら十分対応可能です。
特に「網戸補修シール+ウッドパテ」の組み合わせは、コスパと使いやすさのバランスが抜群です。
ただし、10cm以上の大きな穴や湿気の多い場所では、ホームセンター製品を併用したほうが安心です。
「無理に100均で完結させる」のではなく、状況に応じて道具を選ぶのが上級者の判断です。
| 補修規模 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 小さな穴(5cm以下) | ウッドパテのみでOK |
| 中くらいの穴(5〜10cm) | 網戸補修シール+パテの併用 |
| 大きな穴(10cm以上) | 補修ボードやプレートで補強 |
時間をかけて乾かすことが成功のコツ
補修を成功させる最大のポイントは、時間を惜しまないことです。
パテやボンドの乾燥は一晩置くのが基本で、完全に固まってから研磨や塗装を行うようにしましょう。
作業を急いでしまうと、表面が割れたり、後から段差が目立ったりする原因になります。
DIYの補修は「根気」が何よりのスキルです。
| 工程 | 理想的な乾燥時間 |
|---|---|
| ウッドパテ塗布 | 12〜24時間 |
| 木工ボンド接着 | 12時間 |
| 仕上げ塗装 | 完全乾燥後(約1日) |
100均の材料でも、手順を守って丁寧に作業すればプロ顔負けの仕上がりになります。
次に補修をする際は、この記事を参考に少しずつコツを掴んでみてください。
「お金をかけずに、自分の手で家をきれいにする」——それがDIYの最大の楽しみです。

